碁盤目試験って何?

「碁盤目試験」って、あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、これは塗装業界で一般的に行っている密着性の確認試験の名前です。
別名:クロスカット法ともいいます。

まず、カッターナイフを使い、塗膜の下の素材表面まで到達するくらい力を入れ、1mm間隔または2mm間隔で、25マスもしくは100マスの碁盤目状の切込みを入れます。



そして、その上にセロファンテープを貼り、力を入れて思いっきり剥がします・・・

マスで区切られた内側の塗膜は、周りの塗膜と切断されているために、下の素材との密着力だけを頼りに、そこに残っているんですね。
ですから、密着力の弱い塗膜はテープに引っ張られて剥がれてしまい、密着力の強い塗膜はテープに引っ張られても剥がれず、そこに留まります。

この試験で、25マス、もしくは100マス中、塗膜が何マス剥がれたかをカウントすることで、密着性の度合いを確認するというわけです。



左の写真は合格、真ん中の写真は不合格(25マス中、6マス剥離)になります。
右の写真は一見合格のようですが、カッターの切れ込み跡に塗膜の浮きが見られますので、若干密着性に懸念あり、と判断できます。



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