中国人の姓の話

中国人って同じ姓の人が多いですよね。
(性の話と思ってこのページに来た人、すいません。今回は姓のほうの話です。)

Wikipediaに中国人の姓についての統計があったのでご紹介します。


▼中国人の姓ランキング

2007年に中華人民共和国公安部治安管理局が発表した統計によると、
中国で最も多い姓は「王」であり、9288.1万人、全人口の7.25%である。
2位は「李」で9207.4万人、7.19%。
3位は「張」で8750.2万人、6.83%。


上記の統計による上位100位の姓は、

1位 王
2位 李
3位 張
4位 劉
5位 陳
6位 楊
7位 黄
8位 趙
9位 呉
10位 周

だそうです。
なじみのある名字ばかりですね~


▼中国人の姓の由来

中国の姓の由来はさまざまなものが絡み合っているため、非常に複雑である。大まかには、次のように分けられる。

出身地、居住地、封国、封地:陳(陈)、馮(冯)、魯(鲁)、杜、謝(谢)、楊(杨)、董、蔡、呂(吕)、趙(赵)。
祖先の名、廟号、諡号:姫(姬)、姚、張(张)。
祖先の爵位、官職:史、上官、公孫(公孙)、司空、司馬(司马)、司徒。
職業、技能:陶など。
動物:牛、馬(马)、羊、魚(鱼)など。
植物:楊(杨)、李、松など。
順序:伯、孟など。(共に1番目を意味する)
帝王からの賜姓:鄭(郑)、朱、李、趙(赵)など。
少数民族の漢化:元、劉(刘)、金、譚(谭)など。
避諱や音便変化:求、邱(孔子の名「丘」を避諱)、諸葛(诸葛)。


▼世界で一番多い姓は?

朝鮮では金、李、朴が多い。

世界の約1億1000万人は李で、中国約9300万、韓国679万、ベトナム、日本に約1万人 (1966世帯) である。
李は世界で最も多い姓としてギネスブックにも紹介されている。


▼同じ姓の人は結婚できない?

古代の夏王朝や殷王朝では族内婚に対して特に規定はなかったと伝えられているが、周王朝以降は長らく同姓婚は忌み嫌われ、周辺諸国にも多大な影響を与えた。
父系制社会の象徴的制度で、儒教的思想に基づき支持されていたとされる。

満州族の建てた清王朝の時代の末期に撤廃され、その後中国北部においては同姓婚も一般的となったものの、台湾では慣習的に同姓婚は避けられているとされる。

李氏朝鮮では、同姓不婚制を基に同姓同本不婚なる制度を設け、本貫が同じであれば結婚を許可しないとしていた。
つまり本貫が違えば結婚できるということである。
これは朝鮮の姓が中国と比べて少なく、五大姓と呼ばれる金、李、朴、崔、鄭などの一部の姓に人口が集中していることが大きな理由の一つとされる。


ちなみに、現在の中華人民共和国婚姻法には同姓不婚に関する規定はありません。
中国人の同僚や友人にも聞きましたが、結婚する相手として同姓であってもまったく気にしないとのこと。

同じ漢字を使う国でも、まったく文化・風習が違うんですね~

中国駐在、加油!



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