乾杯の作法とお酒との上手な付き合い方

前回、食事のマナーについてご紹介しましたが、次はお酒に関するマナーです。


お酒は好きなものを頼んでくださいね。
とりあえずビール!でもいいですよ。

ビールは昔は冷やしていないことがほとんどでしたが、
今はだいたいどこのレストランでも冷えたビールを置いています。

でも、常温のビールが好きな中国人もまだまだ多いようなので、注文する時に「要冰的(yao bing de)」と言ってくださいね。


で、乾杯のマナーなんですが、中国では乾杯を干杯(ganbei)と書きます。
中国の干杯は、文字通り、グラスを飲み干すのが原則です。

ビールもジョッキではなく、瓶で出てきてグラスに注ぐというスタイルですので、干杯する時は、気持ちよく一口で飲み干してくださいね。


少人数で四角いテーブルで干杯するときは、日本と同じように乾杯すればいいです。
ここで気を付けておきたいのは、相手よりもコップを低く突き出して相手のグラスに当てて下さいね。
相手に敬意を払っていることを示すことになります。

大人数で円卓で干杯する時は、隣の人にしか手が届かないですよね。
この場合、中国式の干杯のやり方があります。

グラスを円卓に「カンカン」と叩きつけるんですね、
しかも無言で。
Tomoも初めて経験した時は、何が起こっているのかわかりませんでした。


さて、宴会も宴もたけなわになってくると、それぞれが普段お世話になっている人のところに行って1対1で干杯をします。

「敬你一杯(jing ni yi bei)」と言いながら相手がグラスを飲み干そうとするので、こちらも相手に合わせるようにして、グラスを飲み干します。

中国では、相手の前でグラスを飲み干すことが、相手への敬意を示すことになるんですね。
日本ではお世話になっておる人のところに行って、お酌をすることで相手への敬意を示しますが、中国では手酌でも問題ありません。
お酌はいいので、体を張ってお酒を飲んでください(笑)。

ただ、白酒(baijiu)は普通のものでアルコール度数60%、低いものでも35%もありますので、小さいコップでも飲み干すと潰れてしまいます。
見ていると、相手の中国人も白酒の干杯は結構きついようです。

ですので、お酒が苦手な人は、最初に飲めないこと伝えて、ソフトドリンクで形式的に乾杯して下さい。
それでも問題ありません。

もし多少お酒が飲めるようでしたら、できるだけ干杯につきあった方が良いです。
その方が宴会が盛り上がりますし、その後の付き合いもうまくいきますんで。


ですが、とことん干杯に付き合うと大変な目に会います。
この干杯攻撃で何度潰れたことでしょう・・・

なんとか干杯攻撃をうまくかわしたい時は、正直にお酒に弱いことを伝えて、干杯する相手に「您随意」(nin sui yi)と言って、一口だけ飲むようにするといいですよ。


Tomoは白酒の干杯を勧められた時は、相手に失礼にならないようにうまく断るために、
「料理がおいしすぎて飲み過ぎてしまいました~」とか「あなたたちの好意が嬉しくてついつい飲み過ぎて足がフラフラです~」とか言って、うまくおだてて相手をいい気持ちにさせて手加減してもらいます。

中国での宴会で潰れないようにする方法、うまく身に付けて下さいね。

中国駐在、加油!



食事のマナーについてのコラムは、こちら

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