耐候性の促進試験

耐候性の評価には、結果が出るまでに長い時間がかかります。
ですので、「促進試験」という方法を用いて評価するのが一般的です。


この耐候性促進試験では、太陽光に近い光の分布を持つサンシャインカーボン、キセノンといったランプを使い、その光を塗料を塗った試験板にあてて塗膜を劣化させます。




色あせ、日焼けなどの劣化を測るために、試験前後の色差を測定することもありますが、通常、試験後にどれだけ光沢が下がったか(逆に言うと、どれだけ光沢を保持しているか)で表すことが多いです。

耐候性が弱い塗料だと、促進試験機にかける時間が240時間程度で、光沢保持率半分以下に下がってしまいます。
これが耐候性が強い塗料になると、1500時間試験機にかけても光沢保持率70%以上、という良い結果になります。


(耐候性促進試験1500時間って、実際の何年分にあたるんだろう・・・)

これについても当然疑問に思いますよね。
これも難しい問題なんです。

太陽光への耐性なので、当然屋外に設置されることを想定するんですが、北海道よりも沖縄の方が日差しもきついし、年間の雨量も多いし、台風もたくさん来るし、当然早く劣化が進みますよね。

ですから、あくまでも耐候性の目安として、耐候性試験240時間よりも1500時間もつ塗料の方か6倍以上長持ちする、と考えて下さいね。



耐食性の促進試験についてのコラムは、こちら

中国におけるVOC規制についてのコラムは、こちら



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